なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

私の裁判準備状況とお願い(1)

【私の裁判準備の現状報告とお願い】(1)
 
私の裁判の件で、今までの準備状況を簡単にお伝えします。
1) 訴状はほどまとまりました。後は提訴の時期を決める段階になっています。
) 世話人代表の関田寛雄さんの強い意向で、提訴の前に教団に免職撤回の意志がないかどうか、撤回の意志があるならこちらは話し合う用意があるのでということで、10月末まで回答を求めました(下記に文書あり)。
3) 同時に裁判支援の「呼びかけ文」に名を連ねてくださる各教区の世話人・呼びかけ人の方々数名をお願いすることにしました。現在お願い中です。
4) 提訴が決まりましたら、全国の心ある方々、教会伝道所に裁判支援のお願いをすることになるります。その準備を事務局で進めているところです。 
以上が現在までの準備状況です。
 
5)私の教団に出した「免職問題に関する公開状」については、1017日ー18日の常議員会で、議事としてではなく協議で扱われたようで、役員会付託になったようです。
6)呼びかけ人・世話人の方々にお願いしたいこと。
①提訴になり、支援の呼びかけをいたしますが、事務局が把握している支援をしてくださる教会伝道所・個人名が限られていますので、各地域の呼びかけ人・世話人の方々には、支援をしてくださりそうな教会伝道所・個人の連絡先を事務局にお知らせいただきたいことです。最初の発信は、神奈川、東京、西東京教区には全教会に送る予定です。裁判傍聴のこともありますので、この地域には提訴したことを広く知らせておきたいからです。その他の教区は、支援をしてくれるところに送る予定です。
但し、私は個人的に「『免職問題』はまだ終わっていません」という文書を全国の教団の教会伝道所には提訴後送る予定ですので、その中に支援会の方で送っていない教会伝道所にも支援のお願いを同封するつもりです。ただこれは一度限りで、裁判は相当長期になると思いますので、できるだけ多くの支援をしてくださる教会伝道所・個人の名簿が必要ですので、各地区の呼びかけ人・世話人の方々にその地域で支援をしてくださる方を掘り起こしていただければと願っています。
②今後裁判が始まりましたら、教団側からのいろいろなアクションが考えられますが、その際正しい情報をみなさんに伝えてもらいたいということです。そのために、こちらの情報を速やかに呼びかけ人・世話人の方々へ送り、正しい情報の共有をお願いしたいと思います。
 
以下は「教団有志のメーリングリスト」に私の方からお願いした文書です。
 
教団有志の皆様へ
 
ご無沙汰しています。
例の【議案ガイド】によって終始導かれた、これが教会会議かと驚いてしまいました昨秋の教団総会から一年が経ちました。審判委員会によって私の戒規免職処分が教団において決定し、上記教団総会にも免職撤回の議案が二つでていたにも拘らず、上程されないで葬られました。その後私は東京地裁に地位保全の仮処分申立をし、5回ほどの審尋(裁判官が弁護士を通して出した私の側の書類と教団側からの書類に質問し、それに答える)の結果、私の方から地位保全仮処分申立を取り下げました。それが21日です。その当時私は教団からは免職されましたが、まだ紅葉坂教会からは牧師として処遇されていましたので、地位保全の緊急性に欠けることもあり、裁判官からも本訴にこの問題を争うならば、取り下げて本訴で争ったらどうかという意見もありましたので、取り下げた次第です。ご存知のように教団側は、この仮処分裁判について教団新報一面で取り上げて、あたかも教団の勝利宣言をしているかのような報告を載せました。そのときも、私の方から総幹事と新報主筆に一方的な報告なので、私にも記事を書かせろと要求しましたが、何の返事のなく現在に至っております。
 仮処分を取下げた後、私は紅葉坂教会を3月で辞するために引越しその他の作業で追われ、また3・11の東北大震災と東電福島第一原発事故があり、本訴の準備にとりかかることができませんでした。7月頃より私の免職が手続きの瑕疵だけではなく、教団側の権利の濫用や人権侵害に当たるのではないかということで、いろいろな人権侵害の裁判に関わっておられる弁護士も加えて訴状の検討をはじめました。そして10月半ばにほぼ訴状が完成しましたので、裁判支援会の立ち上げの準備に入りました。支援会の代表を引き受けてくださった関田寛雄さんからの強い要望で、もう一度教団に免職撤回の意志がないかどうかを確かめ、意志があればこちらはいつでも話し合いの用意があることを、下記文書で伝えました。多分教団側は撤回の意志があるとは言えないと思いますので、11月中旬には提訴ということになると思います。
 提訴の時期が決まりましたら、直ちに皆様へ支援のお願いをさせていただきますので、どうぞご支援をよろしくお願いいたします。
 ご報告とお願いまで。
 
                   20111026
                           北村慈郎
 
 以下教団に出した文書。
 
日本基督教団総会議長
     石橋 秀雄  様
 日本基督教団常議員会 御中
 
               戒規免職問題に関する公開状
 
 この度私は戒規免職処分を不当とし、日本基督教団に対して処分撤回と不当処分による年金額減額及び精神的苦痛に対する賠償を求める裁判を起こすことにし、その準備を終えました。
しかし、提訴の前にもう一度日本基督教団として私の戒規免職処分を撤回する意志があるかどうかをお尋ねします。もしその意志があれば、私はいつでも話し合いのテーブルにつく用意があります。
処分撤回の意志があれば、201110月末までに私の方へその旨ご連絡下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
 
                   20111012
                     日本基督教団「免職」牧師
                          北 村 慈 郎
 
 なお、現在支援会のホームページ等情報を公開できていません。私が個人的に出しています、Yahoo!ブログ「なんちゃって牧師の日記」(http://blogs.yahoo.co.jp/bokusi1941)に一週間一回掲載しています「船越通信」等でその都度お知らせできる限りの裁判準備の状況報告を書いていますので、ご覧になっていただければ幸いです。