なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

通信10号及び別冊3号を発送します。

 本日28日と明日29日で、支援会通信10号及び別冊3号の発送作業をいたします。支援者約1,000名と

教団の全教会・伝道所約1,700にも送ります。明日で何とか作業が完了します。

 通信10号には、3・29総会&集会の報告、特に柴田もゆるさんにお願いして、話してもらいました

日本基督教団の現状について」と、当日の集会での主な発言者の発言内容がまとめられています。別冊に

は、関田寛雄世話人代表の挨拶と解放センター通信に寄稿した文章、それに弁護士にまとめてもらいました

「上告手続きについて」、一人の方の「上申書」、それに2月の神奈川教区総会で可決しました、私の「免

職撤回と聖餐論議の場の設定を求める秋の教団総会議案」を掲載しています。

 どうぞ今週中にはみなさんのところに届くと思いますので、読んでいただき、まだ私の戒規免職及び裁

判のことを知らない方がいましたら、広めていただければ幸いです。

 以下に別冊の関田寛雄代表世話人の挨拶文を転載いたします。


          「法廷の斗いを越えて」 支援会代表世話人 関田寛雄 


(3・29当日関田寛雄世話人代表は、集会に間に合わず、集会終了後に会場に到着しました。最後の挨拶

をお願いしていましたので、その挨拶を後日文書で書いていただきました。それをここに掲載します。)


 「主われを愛す」を歌います。
 
 只今、私どもの裁判の過程は最高裁の判断待ちという状況でありますが、私としてはその判断がいかなる

ものであれ、これからの私たちの働きは、教団内での運動に集中することになると思います。率直に申して、

本来の斗いは正にこれからだと思います。これまでも申して参りましたが、私たちの運動の目的は、

(1)先ずもって、北村牧師の教団教師としての復権にあります。その免職に至る現教団執行部の偏見と無

責任を糺すと共にその人権侵害についての謝罪を求めます。

(2)次に聖餐についての論議についての神奈川教区の三度にわたる提案の無視について糺すと共に、その

拒否の理由についての説明を求めます。私どもは聖餐の霊的意義を軽んずるのでなく、その恩寵的秘儀を重

んずればこその再検討を求めているのであって、これエキュメニカルな流れでもあります。それ故

(3)信仰職制委員会における聖餐式理解及びその執行方法についての慎重な論議の継続を求めます。それ

は一にかかって新しき時代に生きるキリストの教会の宣教と教会形成の使命に関わる基本的な課題を遂行す

るためであります。更に

(4)その根底には「戦責告白」によって自らの罪責を悔改め、キリストの憐れみのもとで許されて生きて

いる教団である事の確認を求めます。そして、

(5)今、申しわけない関係においてある沖縄教区に対する謝罪と関係回復への具体的作業を求めます。こ

れは「戦責告白」を重んする限り教団の示すべき必然的姿勢であると考えます。

 以上の5点について、私たちは新たな希望と勇気と愛をもって、教団の中に主にふさわしい教会にして頂

けるための努力を始めたいと願います。やがて終結すべき法廷での斗いを越えて、今や備えるべき課題とし

て提言しつつ、ご挨拶といたします。