なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

通信第6号発送しました。

 本日支援会通信第6号を発送しました。

 今回は支援者と教団の全教会に発送しました。全部で約2,600通になり、今日一日で出来上がるか

と心配していましたが、事務局の方だけではなく、他の方も手伝ってくださり、何とか一日で終えること

ができました。発送作業に参加してくださった方は、私と事務局長のKさんの他に13名で、合計15名の方

にご協力いただきました。本当に沢山の方が来てくださいました。心から感謝申し上げます。ありがとう

ございました。
 
 今日は受難週の受苦日になります。この日に支援会通信の発送作業をするなんて、と疑問に思う方もあ

るかもしれません。たまたまこの日になりましたが、私は、この日イエスは十字架上で息絶えたのだとい

うことを思いめぐらしながらいました。

 さて、この通信第6号の巻頭言に当たるところは、2月25日の一審判決後の報告&総会集会で話した原告

である私の挨拶を一部手直したものを載せています。今日はこの発送作業のために朝早くから出て、夕方

に鶴巻に帰ってきましたので、ブログをまとめる時間がありませんでしたので、それを掲載させてもらい

ます。


       「一審判決却下を受けて控訴を決意」          北村慈郎(原告)


 今日は遠くから、また一番寒い時期にもかかわらず、沢山の方々がご参集下さり、ありがとうございま

した。

 今日を含めてこの3日間、土曜日(2月23日)、日曜日(2月24日)、今日の月曜日(2月25日)と、私は

大事な会の責任を持っていました。一つは神奈川教区総会が土曜日にありまして、そこで選挙が行われま

した。その選挙は、今後2年間の神奈川教区の在り方にとってその方向が決まっていく時なのですが、そ

こで自分なりに努力して、何とかこの2年間は教団執行部に対して神奈川教区が多様性を認めて対話によ

る一致を求めていくという教区形成基本方針に従って、教区独自の運営をしていくことができる見通しが

たち、ちょっと安心しました。昨日は神奈川教区のオリエンテーションがあり、私はオリエンテーション

委員会の責任を持っていますが、正にこの私の裁判の問題の出発点になっています「聖餐について」、両

方の立場から、二人の講師に話していただいて、70数名の方が集まって協議をすることができました。

これもどうなるか、混乱するのではないかという心配もありましたが、そういうこともなく終わることが

出来、安心しました。二つは調子よくいきましたので、肝心の三番目ももしかしたらという期待を多少は

もってきましたが、残念ながら一審の判決は、この私の訴えが法律上の争訟になり得るか否かという入口

のところで却下されてしまいました。この却下を受けて、直ちに私は控訴します。

 一審判決却下は、私の戒規免職処分は教団内における教義・信仰上の問題と関わるので、法律上の争訟

として裁判所が判断できる問題ではないという結論でした。この判決を受けて二つの点に力を注ぎたいと

思います。一つは、もう一度私の戒規免職撤回の教団内運動に力を注ぐことです(それは同時に、私と同

じように教団から排除される人がいれば、その人の支援体制をつくることでもあります)。もう一つは、

控訴して一審判決の判断を覆して、私の戒規免職処分は、一宗教教団内において権力を握る執行部による

不当な排除という人権侵害事件であるということを明らかにすることです。従いまして、今日の判決を聞

いて、半分はがっかりしましたが、半分はこれからの課題を大切にしていかなければという気持ちでいま

す。

 皆さんにおかれましても、それぞれの教会でいろいろな課題を抱えているとは思いますが、この私の問

題についてこれからも熱いご支援をいただいて、何とか道をつけていきたいと思いますので、どうぞよろ

しくお願いいたします。