なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(104)

         船越通信癸隠娃粥 。横娃隠廓4月14日       

・4月7日の日曜日は、第一日曜日でしたが、昼食会はしませんでした。前週のイースター礼拝後に食事を共にしましたので。礼拝後お菓子でお茶と懇談の時を持ち、この日の礼拝には久しぶりにHさんとその高校2年生の息子さんが出席しましたので、二人の近況を聞きました。しばらく懇談して散会しました。その後役員会を行いました。役員は各自昼食を持参しました。私は二階の牧師館で水炊きとキムチ鍋の残りをごっちゃにして、うどんをそこに入れて食べました。

・毎週船越には木曜日の午後3時過ぎに来て日曜日の教会行事の終わるまでいますが、冬の時期はほとんど自己流の水炊きを食べています。鶏肉は、たまにもも肉を使いますが、ほとんど手羽先と骨のある足の部分を使います。それに既成品の冷凍鳥肉団子です。野菜は、白菜、ねぎ、もやし、大根、人参、茸類、春菊などです。その外には豆腐とちくわくらいです。大体夕食はこの水炊きで、野菜類は一度に切り刻んで冷蔵庫にいれておきますので、鍋に水を入れ、大根と人参を入れて沸騰したら鳥肉類をいれ、少しお酒を注ぎ、白菜、豆腐とちくわ、ねき、もやし、茸類を入れ、最後に春菊を入れます。春菊が柔らかくなったら出来上がりです。30分もあれば完成します。主食はごはんを炊くこともありますが、冷凍ごはんかうどんです。これですと、夕食の準備は長くて30分で済みます。この水炊きにあきた場合は、スーパーか船越のお弁当屋さんのお弁当で済ませます。

・さて話がそれましたが、今回の役員会では4月21日の2013年度の教会総会の準備が中心でした。2012年度の教務報告、会計報告、2013年度の方針と事業計画などを検討確認し、総会資料の準備ができました。一昨年の2011年度は私が船越教会に来て一年目でしたので、私の牧師就任式に紅葉坂教会の人たちが朝の礼拝から多く来てくださったり、時々めずらしい方が礼拝にきてくださったりして、その年は年間の一回の日曜礼拝の出席者が12名弱になりました。しかし2年目の昨年度2012年度は10名という統計でした。船越教会は場所的にも新来者がふらっと礼拝に来るということは、ほとんど期待できませんが、たまに誰かに紹介されて来たという方があります。でもなかなか定着するのが困難です。それでも、思い出したように来て下さる方もありますので、とにかく毎日曜日の礼拝を大切にしていきたいと思っています。

・船越教会の役員会は私を入れて5名です。信徒の4名の方はずっと船越教会で教会生活を続けて来られた方々ばかりです。短い方でも10年以上になります。午後3時半くらいまでかかって、総会準備の役員会をすることができました。5月からは、新しく選ばれた役員によって役員会が担われることになります。一年間ご苦労様でした。

・8日は午後6時30分からなか伝道所で私の裁判の訴訟対策委員会が行われました。4月30日までに、控訴しましたので控訴理由書を裁判所に出さなければなりません。その準備の訴訟対策委員会です。弁護団から控訴理由書案が出されていましたので、その検討を行いました。原審(一審判決)に対する反論ということになりますが、私などは弁護団が作って下さいました控訴理由書案を読んで、よくもここまで調べて書いてくださるものだと、ただただ感心してしまいますが、委員や委員陪席者の方からの意見が出されて、いくつか検討を加えて、さらに弁護団で書きなおすことになりました。本当に自分のことのように私の免職問題に関わってい下さる訴訟対策委員の方々をはじめ世話人・事務局の方々には心から感謝しています。また、皆さんの支えと協力があってはじめて私の裁判を続けていけることを思い、さまざまな形でご支援してくださっている1,000人近い全国の方々や教会・伝道所の存在にはいつも力づけられています。ありがたいことです。

控訴審第一回期日は6月3日(月)午後3時、東京高裁101号法廷で行われることが決まりました。裁判所からの最初の連絡では822号という傍聴者席が少ない法廷を指定してきましたが、弁護士を通して上申書を出し、広い法廷に変えていただきました。一審の時と同じ傍聴席が98席ある法廷です。控訴審にも一審同様傍聴をどうぞよろしくお願い申し上げます。報告集会の場所は、一審のときに使いました日比谷の図書館地下ホールは、今回は既に予約が入っており使えません。現在場所を探しています。もし東京高裁の近くで安く借りられる150名くらい入れる会議室をご存知の方は、私の方へお知らせいただければ幸いです。

・11日の木曜日には、午後7時から寿地区センターで教区オリエンテーション委員会がありました。私が責任をもっている委員会ですが、6月教区総会に出す2012年度報告と会計報告を確認し、2013年度開催予定の4回のオリエンテーションの内容を決めました。このオリエンテーション委員会は教区の常置委員会の直属の委員会で、常置委員会が行うべき神奈川教区に来た新任教師や按手・准允志願者、教師検定試験受験者などを対象にオリエンテーションを行っています。毎年第一回は「教区形成基本方針と教区の諸制度」について教区議長に発題してもらっています。第2回は、大体9月末に教区の宣教の課題である現場研修のオリエンテーションです。横浜の寄せ場寿地区にある寿地区センターでの現場研修、横須賀か座間・厚木を中心とした基地問題の現場研修、それに在日コリアンについて川崎での(主に川崎戸手教会で)現場研修をそれぞれ3年に一度行っています。後の2回は戦責告白、万博東神大問題、教師検定問題(教職論)、合同のとらえなおしなどの教団問題を、その時々で扱っています。ちなみに委員会としては、2013年度のオリエンテーションは第2回は在日コリアンについて、第3回は戦責告白について、第4回は教職論について行なうことに決めました。

・12日金曜日には、船越から、午後1時からはじまる寿の炊き出し配食のボランティアとして働くために出かけました。炊き出しが終わってその日の反省会のような会が生活館2階でいつものように行なわれましたので、私も参加しました。そこでの報告ではこの日の配食は460食ということでした。その後寿で活動されている二人の方に、弁護士の勧めで、私が教会内部だけでなく、社会に出て地区にも尽しているという裁判所に出す私の陳述書を書いていただくようにお願いしてきました。