なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(153)

         船越通信癸隠毅魁 。横娃隠看3月30日               

・3月16日の日曜日午後3時から4時半位まで、船越教会を会場にして、ヨコスカ平和船団/非

核市民宣言運動・ヨコスカ主催の「海の監視~平和船団によるフィールドワーク~」の講評会が行

われました。船越教会は会場を提供しただけですが、20人ほどの方が集まりました。講評会には私

も部分的に出させてもらいました。横須賀の軍港を海から見たのが初めてという方も参加者の中に

はいました。この集まりは、上記主催者によって企画された「秘密保護法に負けるな! 基地監視

入門3回講座」の一つです。この3回講座のお知らせに書かれている文書を転載させてもらいま

す。

■秘密保護法がこんなに大変だというお話や論文は、多くありますが、この悪法が成立した今、

ただ『大変だ』の繰り返しだけでは、委縮ムードは広がっても、元気に頑張る基盤は作れないよう

に思います。

■私たちは、基地監視をしている市民団体です。その活動をしている身からすると、法のひどさだ

けを確認して終わる学習会では、ちょっと困ります。で、こんな講座を企画しました。題して「秘

密保護法に負けるな! 基地監視入門講座」。

■私たちを元気づけてくれたのは、三木由希子さん(情報公開クリアリングハウス理事長)の「法

的に正当な行為が罰則の対象になることはない、と答えることにしている」というコメント(昨年

12月7日の朝日新聞夕刊)でした。「答えることにしている」という言葉の中に、多くの想いが込

められています。

■講座の1回・2回は、この道の達人たちから、「基地監視」の「今」を学びます。3回目に三木

さんのお話。「自主規制と委縮」に陥らない、「秘密保護法」との向き合い方をさぐります。

・既に講座の1回・2回は終わりました。両方とも日曜日開催で、三木由希子さんのお話も4月2

0日(日)13:00から汐入の産業交流プラザ会議室でありますが、4月20日はイースターで船越

教会の総会の日でもありますので、残念ですが参加できません。船越教会の会堂は横須賀平和セン

ターとしても用いられることを願って建ちましたので、今後も平和運動市民グループから求めら

れれば、空いてる限り使ってもらいたいと思っています。

・以上は前回の船越通信に書くのを失念しましたので、今回掲載させてもらいました。

・23日(日)の船越教会の礼拝は、説教を戸塚教会のS伝道師にお願いし、私は横浜二ツ橋教会の

礼拝説教を担当しました。横浜二ツ橋教会は、この一年無牧でした。ただ一年面前から、この4月

に赴任する方は決まっていて、その方が代務をしていて、月一回礼拝説教をし、役員会の議長を務

めていました。横浜二ツ橋教会のTさんから一度是非礼拝説教を担当して欲しいと頼まれ

て、今回お引き受けしました。礼拝出席者は10数名で、船越教会とそれほど変わりません。礼拝

後船越教会と同じように、お茶とお菓子が出て、しばらく懇談の時を持ちました。私の戒規免職と

聖餐の問題について、いろいろ質問され、それに答えるという形の話し合いをしました。懇談後皆

さんは、数日後に新しい牧師の荷物が届くので、お掃除の予定があったようです。私だけ失礼しま

した。この日は、午後6時から東京で聖餐を考える会がありましたので、一度鶴巻に帰り、しばら

く休んでから出かけました。この聖餐を考える会では、今教団の歴史を掘り起こし、聖餐について

書かれたものを読み合わせています。教団でも1990年以前には、聖餐についてのいろいろな考え方

のやり取りが行われていたようです。一方的に「正しい聖礼典の執行」と言って、聖餐についての

議論を頓挫させたのは、山北宣久元教団議長であり、その後の現教団執行部側であります。その延

長線上に、私の戒規免職処分があるわけです。

・25日(火)はシャワーの会があり、私も参加しました。朝早く鶴巻を出て、8時過ぎには京急

田浦の東芝の工場の前で、S・Tさんと待ち合わせをしました。今回はTさんのお連れ合いが運転す

るTさんのマイカーでパトロールしました。京急田浦で私が、衣笠でKさんが合流して、いつものコ

ースを回りました。ただこの日は大分温かな日でしたので、路上生活者の方もどこかに出かけたの

か、何時もの場所には殆どいませんでした。パトロールを終えて、私は逸見駅前で自動車を降ろし

てもらい、鶴巻に帰りました。

・26日(木)は、鶴巻から船越の移動日でしたが、この日は午前中名古屋から客があり、また29

日の私の裁判支援会の総会準備で、会計監査の一人の方の御宅を訪ね、名前と印をもらわなければ

なりませんでしたので、実際に船越に移動したのは夜8時過ぎになってしまいました。

・船越教会会堂の屋根・外壁塗装修理が大分進展しています。そろそろ最後の段階ではないかと思

われます。外壁の塗装は殆ど終わり、現在屋根の塗装が行われています。

・29日の土曜日は、私の裁判支援会の総会と集会が午後2時から紅葉坂教会でありましたので、午

前11時前には荷物を持って船越教会を出ました。裁判支援会の29日総会&集会は、支援会2年度に当

たります2013年度の総会を最初に行いました。その前に世話人副代表の岩井健作さんからの挨拶

と、私の挨拶と決意表明がありました。私は、教団内運動の面では、当面現在教団常議員会で議題

となっています「改訂宣教基礎理論第二次草案」の宣教論への批判と、私の戒規免職処分の撤回と

聖餐の論議の場を教団内に広く設定する議案を、今秋の教団総会議案として出して、教団内で私の

戒規免職処分と聖餐の問題を風化させないことを訴えました。総会では、2013年度事業報告、会計

決算報告、2014年度事業計画及び予算が全て承認されました。その後集会があり、最初にお願いし

ていた西中国教区議長Sさんから30分ほど現在の常議員会の状況を報告してもらいました。Sさん

は、現在の教団の執行部側は、スローガンによる一体性でまとまっており、最初は「教団信仰告

白」、次に「正しい聖礼典の執行」、そして現在は「伝道」で、その伝道には何も新しいものがな

く、今まで各教会が取り組んできたツールの繰り返しで、伝道の成果が上がらなければ、自己崩壊

すのではという趣旨のことをおっしゃっていました。その後質疑応答・意見表明があり、午後4時

半に会を終えました。他の集会の責任があり、最後の挨拶を予定していた世話人代表の関田寛雄牧

師は時間に間に合わず、散会後到着しました。残っていた十数名が到着した関田牧師を迎え、しば

らく懇談し、関田牧師に祈ってもらい、散会しました。今回の参加者は90名でした。