なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(192)

          船越通信癸隠坑押 。横娃隠鞠1月4日    

・明けましておめでとうございます。2015年の一年の歩みの上に主の導きをお祈りいたします。

・ 私は、昨年最後の礼拝(12月28日)を夏期休暇の振り替えでお休みしましたので、28日の船

越通信癸隠坑韻蓮∩ケ朸飢餞愀玄圓らいただきましたクリスマスカードに書いてありました、それ

ぞれのメッセージを掲載しました。ですから、12月21日の日曜日以後のことは、船越通信に記し

ておりません。何だかもう随分前に感じられますが、12月21日のクリスマス礼拝以後のことを、思い

出しながら記しておきたいと思います。

・21日のクリスマス礼拝には、オーストリアの人で、Mさんという18歳の青年が出席しました。Nさん

ご夫妻とは彼が小さな頃からの知り合いで、小さい頃にも日本で生活していたそうですが、今は日本に

学びに来ているということでした。日本語でも話が通じましたので、皆からいろいろ質問を受けていま

した。また、何時もはキャンドル・サーヴィスに来ていたFさんが昼のクリスマス礼拝に出席されまし

た。他に私の関係者3名を加えて5名の方が、何時もの船越教会の関係者と共にクリスマス礼拝に与かり

ました。全体で21名の出席者でした。礼拝後は食事当番が用意してくれました昼食を共にいただきな

がら、和やかな懇談の時を持ちました。上記の5名の方々の自己紹介もあり、その中の一人の方は、普段

は100名近い礼拝出席者の教会で礼拝に与かっているが、自分が主体的に礼拝に与かっているという感じ

は薄く、流されているように思うが、船越教会での少人数での礼拝では、何時ものような傍観者的にで

はなく、正に主体的に礼拝に参与しているという実感を持ったという趣旨の発言をしていたのが印象的

でした。昼食を共にし、しばらく懇談した後散会しました。

・24日の夜行われた燭火礼拝と祝会は、21日のクリスマス礼拝と少し間が空いていましたので、Nさんご

夫妻のように参加できない方もあり、昨年より参加者は少な目でしたが、それでも27名の出席者に恵まれ

ました。礼拝は、ちょうどみなが手に持っていたローソクが無くなりかけたころ、50分で終了しました。

その後何時ものように礼拝堂に4組の机を出して、その机の上に持ち寄りの料理やケーキを並べ終えてから、

祝会の始まりです。礼拝が終わったのが午後8時近かったので、何時ものように先ずは会食ということにな

りました。盛りだくさんのお料理をそれぞれ存分にいただいた頃、祝会の司会だったIさんが風邪で声が出

ない状態でしたので、急遽Aさんが司会を代わって下さり、ゲームを楽しみました。ゲームはC.K.さんが準

備してくださり、T.I.さんが飛び入りで高齢者施設で会得した言葉ゲームをしてくださり、楽しいひと時を

みなで過ごすことが出来ました。お腹も心も満たされて、午後9時半ごろには祝会を終え、散会しました。

残った料理は分けてそれぞれ持ち持ち帰りました。その一部は、翌日25日に行われたシャワーの会(路

上生活者のパトロール)の路上生活者に配るおにぎりにも添えさせてもらいました。

・25日(木)には、朝8時過ぎに船越教会に迎えに来てくれたSさんと、Tさんの運転する自動車に分乗さ

せてもらい、パトロールにでかけました。衣笠でKさんを加えて、4人で久里浜近辺の公園を回り、浦賀から

観音崎公園へ、観音崎公園を見回り、馬堀から海辺つり公園うみかぜ公園を回りましたが、一人も出会い

ませんでした。横須賀中央へ来て、3人と出会うことが出来ました。その後横須賀図書館を回って、他でひ

とりの方とお会いし、合計4人でした。この冬の時期に路上生活者の方が、この寒さをどうしのいでいるの

かを考えますと、最低限でもアパート入居の必要を思わざるを得ません。ただ路上生活者の中には、通常の

アパート入居では耐えられない方もいて、一度入居しても出てしまうケースもあります。また、お会いした

感じでは、アパートに入居しても周りの方と融和しながらやっていけるのではないかと思われる人でも、そ

ういう世話にはならないと頑として路上生活を続ける人もあるようです。難しい問題です。

・28日(日)の船越教会の礼拝は、藤沢ベテル伝道所のI牧師のルカ福音書10章の「善きサマリア人の譬

え」をテキストにした説教のテープを聞いて、礼拝説教に代えました。私はお休みでしたが、私の方からも

I先生には前もってお電話で了解をとっておきした。

・さて年末年始にかけて、寿では越冬活動が行われています。第41次寿越冬実行委員会の「越冬ご案内」の

呼びかけには、<「越冬」とは年末年始の休庁期間、野宿を強いられている「仲間の命をみんなで守る」大

切な活動です。一人の死者(餓死・凍死・病死)も出さないでみんなで春を迎えるための活動です。ぜひ、

ご参加ください」とあります。私も毎年一回か二回は越冬活動に参加してきました。今年も12月31日の

晦日と新年の1月2日に参加しました。主に野菜の切り込みと配食です。31日の大晦日の炊き出しは年

越しそばで、午後3時から始まった配食が午後5時過ぎに終わりましたが、何食になったのかは分かりませ

ん。見ていましたら、3回食べている方もいたようですから、並んだ人は300人前後なのでしょうか。2

日は雑炊でしたが、31日より食べた人数は少なかったようです。毎週金曜日行っている炊き出しも、食べ

る人の人数は若干少なくなっているようです。これは好ましい傾向というのではなく、むしろネットカフェ

難民と言われるような人たちが増えているのではないでしょうか。