なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(195)

          船越通信癸隠坑機 。横娃隠鞠1月25日    

・18日の日曜日は、礼拝後しばらくお茶をいただきながら懇談し、25日の日曜日礼拝後の懇談後に船越

教会横須賀平和センターの活動についての話し合いをすることを確認して、散会しました。その後私はその

日午後6時から、なか伝道所で行われるかながわ明日の教団を考える会の準備をして、同会の前に午後5時か

らなか伝道所で私の支援会神奈川世話人・事務局会がありましたので、午後3時過ぎに船越教会を出ました。

・支援会の方の集まりは、1月25日早稲田奉仕園リバティーホールで開催予定の「第39回教団総会報告集会

~このままじゃ、ダメよ…ダメダメ日本基督教団~」の打ち合わせでした。受付、発言者、司会などの確認

をしました。教団改革の運動としては、この会の様子を見てから、その方向を見定めたいと思います。私の

支援会を教団改革の運動体に変えて活動していくという意見も既に出ていますが、私の支援会以外にも現在

の教団中枢の在り方には批判的な運動体もあると思いますので、それぞれの運動体の自主性を重んじながら、

連帯を組んでいく方向が望ましいと思われます。そこで今後私の支援会がどうなるかということは、4月11日

に第3回支援会総会を予定していますので、その総会で方向性を確認したいと思っています。

・かながわ明日の教団を考える会は、いつも開催場所にしている紅葉坂教会が崖崩れで使えず、なか伝道所

にお願いして開きました。寒い時でもあり、場所も変わったので、出席者が少ないのではと思っていました

が、25名の出席者がありました。特に関田寛雄さん、岩井健作さんも出席してくださり、お二人の熱意と責

任感には頭が下がります。かながわ明日の教団では、最近の常置委員会での教団執行部とのやりとりを、先

ず報告しました。∥36回教団総会第31号議案の議長采配に対する抗議と質問(既に教区議長名で教団議長

石橋秀雄氏に送った)。教団の「伝道資金運用」について。これは神奈川教区常置委員会が何かアクショ

ンをしたということではなく、教区連帯金に代わるこの伝道資金の問題性について、私の方から喚起しまし

た。まずこの伝道資金運用の2015年度方針の⑹に「各教区の互助精神と信頼性の維持のため、申請教会に未

受洗者配餐等、日本基督教団信仰告白、教憲、教規に違反する教師または教会を加えてはならない」と明記

されている点です。またこの伝道資金運用において、現教団執行部の意にそわない地方教区は金銭面からし

めつけられていくと思われます。教区の自主性がどこまで担保できるのか。大変心配です。現教団執行部の

上からの統制は、「按手・準允の際に教団信仰告白唱和に関する『議長通達』」にも現れています。こう

いう文書を神奈川教区議長に教団議長名で出していくるということ自体がアナクロニズムですが、それを平

気で行うというわけですから、救いようがないとしか言えません。このことは、教団常議員には人権意識や

民主的な感性が欠落していることを如実に示している証左です。日本基督教団は、会議制による政治を教憲

第4条に掲げていますが、前記の伝道資金運用の文書に「…教憲教規に違反する教師または教会を加えてはな

らない」と明記しながら、議長及び常議員自体が教憲第4条に違反することをしていることに、全く気づいて

いないのです。第一義的に憲法が為政者を縛るものであるように、教団の教憲教規は議長及び常議員など執

行部側に属する者を縛るものであるということを全く理解していないのです。権力を持てば、教憲教規も勝

手に解釈して自分の都合のよいように運用するというのでは、話になりません。問題の本質をよく見抜いて

いる人や教会の中には、そのような教団には見切りをつけて、現実の問題に取り組もうという方向性を取る

ようになるのではないかと危惧します。私もかつては教師検定問題で教団に見切りをつけた者の一人ですの

で、偉そうなことは言えませんが、今は、教団と関わりを持った者は、最後まで教団とお付き合いしていく

責任があるように思っています。その他第39回教団総会で可決の神奈川教区総会決議議案「秘密保護法反対

声明」の常議員会での取り扱いについて疑義があり、これも神奈川教区として常議員会に質問を出しました

(説明すると長くなりますので内容は省略します)。その他かながわ明日の教団を考える会では、1月25日開

催予定の「第39回教団総会報告集会について」、「2月教区総会に向けて」、「東日本大震災被災者支援につ

いて」、「北村免職処分撤回支援について」などについての報告と話し合いをしました。

辺野古では海上保安庁や機動隊が抗議行動に干渉して、怪我する人が出たりして、大変危険な状況です。私

は19日(月)に辺野古新基地反対国会前座り込みに参加しました。この日は座り込みの参加が一人になるの

ではということで、私が参加しましたが、最初二人でしたが、途中から一人加わり3人で座り込みました。ま

た24日(土)には高座渋谷教会で「沖縄は今…~私はこう考える~」という公開学習会があり、私も参加し

ました。林間つきみ野教会牧師のYさんは、辺野古で抗議船の運転をして前夜午後11時頃に帰ってきたばかり

で、プロジェクターで良く準備された写真や画像をスクリーンに映しながら、20分の持ち時間では全く足りな

い、熱のこもった発題をしてくれました。宮古伝道所から現在農伝で学んでいますKさんは、私たちがあまり

知らない米軍基地を含めた宮古の状況を、レジュメや写真をスクリーンに映しながら話してくれました。Tさ

んは、ご両親からすると、ウチナンチューでありながらヤマトンチューの面も自分にはあるという自分の立ち

位置から何ができるかについて発言してくれました。最後に高座渋谷教会牧師のK・Yさんからは、教団の合同

のとらえなおしの歴史を振り返りながら、今も合同のとらえなおしとその実質化は教団の課題であることを強

調されました。辺野古の海やキャンプシュワブゲート前の緊迫した攻防がネットで伝わっていますので、さす

がにこの集会の参加者は多く、58名だったようです。高座渋谷教会の礼拝堂は参加者で一杯でした。58名で多

いと言えるかどうか分かりませんが、この日の集会に新しく参加した方もいましたので、それはうれしいこと

でした。