なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越教会通信(196)

           船越通信癸隠坑供 。横娃隠鞠2月1日    

・1月25日の日曜日は、礼拝後Wさんの差し入れのアップルパイをいただきながらお茶を飲み、懇談の時

を持ちました。この日は久しぶりにNさんも礼拝に出席しました。新年になってから初めてでしたので、挨

拶を交わしました。この日は懇談後、皆が散会した後、船越教会の平和センターの活動について話し合いま

した。委員は私とHさんTさんの三人ですが、横須賀に在住する他の人の意見も聞きたいと思い、礼拝には部

活の指導で来れなかったNさんが部活終了後午後1時頃から、この日礼拝に出席しましたお連れ合いのKさん

と共に話し合いに加わってくださいました。その時話し合ったことを、ここにまとめておきたいと思います。

・まず船越教会の平和センターのこれまでの活動について、Hさんからお聞きしました。特にK師時代、M牧師

時代のことについて、Hさんがご存知のことを伺いました。K牧師は主に日韓問題を中心に、M牧師は主に月例

デモを中心に、横須賀の市民グループの方々と運動を共にしていたということです。その関連で、船越教会

もその運動のために場所を提供していたこともあったようです。教会の中で両牧師と一緒に活動していた数

名の方々もいましたが、今は教会から離れていて、現在の船越教会には両牧師時代の活動は、教会の活動と

しては繋がっていない状態です。また、2・11集会についても、かつては横須賀地区で集会が、最初市民運動

の方々とも一緒に、その後横須賀地区の超教派の教会連合で行っていたが、今は途絶えているということです。

・これからの活動については、いろいろと意見がでました。先ず北村が船越教会滞在日を土曜日から月曜日に

変更し、可能な限り横須賀の市民運動の集会に参加し、横須賀での平和と人権に関わる運動について現状を知

り、その関わりを模索する。(刃促札鵐拭爾粒萋阿砲弔い董長期展望と当面の課題を分かり易く文章化して、

平和センターのパンフレットのようなものを作る。そして具体的な活動として、▲咼妊を観る会と学習会、

先ず六ヶ所村のビデオ(核問題)を観る会を、最初にする。その後一つのテーマで3回くらい連続で計画を立

て実施する。内容としては、原発・核、基地・自衛隊・戦争、秘密保護法・集団自衛権等(高校生にも)、平

和・人権に関わるもの。自衛官とその家族等、上映会の可能性を探る。「圧殺の海」(辺野古)、「日本と

原発」げ須賀地区の2・11集会開催を模索する。ザ偽茲隆霖蓮自衛隊小委員会との共催で横須賀の基地監

視フィールドワークの開催を模索する。αケ朸飢駟刃促札鵐拭爾箸靴道藩儺定を作って、教会の場所を貸す。

Д曄璽爛據璽犬粒萢僂砲弔い董⊂綉のビデオを観る会や学習会の案内を出すと共に、会が開かれた後に記録

もアップする。┘Εングを広げる。場合によっては教区の委員会や横須賀の市民運動のグループとのコラボ

も考える。教団の教会への働きかけや横須賀・三浦のキリスト教会への働きかけも考える。

・25日に話し合った内容は以上の通りです。午後1時から3時までの2時間充実した話し合いが出来ました。この

日Iさんはお仕事で出席できませんでしたので、Iさんにも意見をお聞きするようにしたいと思います。もちろ

ん、船越教会にいらしている方はどなたでも意見をお寄せいただければ幸いです。

・月曜日の26日にTさんから連絡が入り、Nさんご夫妻が「圧殺の海」の上映会について調べて下さり、ビデオは

5万円で借りることが出来、その際入場料として一人1,000円にという映画製作者側の要望とのこと。さらに横須

賀の上映できる場所をいろいろ調べてくださり、1年間は土日で借りられる所はほとんどないということまで調

べて下さいました。

・25日(日)は午後6時30分から早稲田奉仕園リバティーホールで、第39回教団総会報告集会「このままじゃ、

ダメよ、・・ダメダメ、日本基督教団」がありました。いろいろと他にも集会が重なっていましたが、55名の参

加があり、終わってから関田先生も<先日の「教団総会報告会」でも、力強い仲間たちがどんどん増えて来てい

る感じで、とても励まされます。確信をもって教団への愛を貫きましょう」と、先生にお願いしています2月8日

の船越教会の礼拝説教予告のハガキに書いてくださいました。55名と集会の参加者は、私の支援会のいつもの集

会と比べて少なめですが、その中には新しい方も参加していましたし、会場からの発言も力強くありました。こ

のままじゃ日本基督教団はダメだという思いを共有している方が多いことは確かです。何とか今後に繋げていき

たいと思います。

・28日(水)には農村伝道神学校のシンポジウムに参加しました。テーマは「一人ひとりの賜物(ギフト)が

輝く教会づくり~カナダ合同教会の信徒伝道者と教会のはたらき~」で、講師は北海道教区道北センター主事とし

て働いているFさんです。私は常々礼拝共同体としての教会の他に地域にさまざまな活動が広い意味での教会の

働きの一環としてあることが望ましいと思っています。神奈川教区には寿地区センターがありますが、寿地区セ

ンターは、「寄せ場」である寿に拠点を置いて、日雇い労働者や野宿者支援の活動をしています。神奈川教区に

あるセンターの働きとしては、寿地区センターが唯一です。子供や青年、高齢者、外国人居住者などへの働きも、

また人権問題や差別の問題との取り組みも、教区の中の委員会というよりも、その問題に専心できるようなセン

ター的な働きとして取り組んでいく必要があると思います。その意味で、道北センターの働きをお聞きして、北

海教区では既にカナダ合同教会の試みを参考にしながら、随分前から私が考えているような、礼拝とは別に教会

の働きの延長としてさまざまな地域の働きが行われていることを知り、大変参考になりました。

・29(木)には、教区社会福祉小委員会主催研修会が高座渋谷教会で行われ、私も参加しました。講師は昨年

4月に赴任した横浜二ツ橋教会牧師Yさんで、「弱さを絆に~教会が老いと死に向き合う人々の安らぐ<場>であ

るために~」というテーマの講演がありました。この日の夜には船越教会で聖書研究会もありました。