先週の土曜日から(2)
先週土曜日の「福島の現実を聞かせて」という集会でいただいた、関ジョージさんのもう一つの詩「た
だ 一緒に 泣くか」も紹介させていただきます。福島の現実を忘れないで、自分のできることをして、
福島の人たちとつながっていくために。
私は、昨日久里浜の核燃料施設GNF-J(グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン)の前で毎週
月曜日午後3時から4時まで行っている抗議活動に、はじめて参加しました。船越教会に来ている方で、上
記の関さんが自宅の土を持って東京電力と経産省に申し入れをした時に参加した2年前の17万人集会に彼
も参加し(私も参加しましたが)、その後毎週金曜日の国会前集会にずっと参加しています。その彼が隔
週にGNF-J前での抗議行動にも参加しているというので、私も時間のある時は参加しよう思いました。船越
教会の滞在日を土曜日から月曜日に変えたのも、それが一つの理由です。昨日は私を入れて、約10名の方
が集まっていました。
「ただ 一緒に 泣くか」 2014年4月29日
フクシマの人は 風呂に入って 着替えてから 来て
福島から来たの? キタナイ! と言われ
泣いて 浴場から帰ってきた 子どもたちよ
北海道の 保養所は 線量上げないために と
入る前に 着替え 渡されるんだって
うーん 悩ましい でも
放射能 くっついているのは 事実だからね
セキさん こんな時に 何て 返したらいい
こどもにも そんなこと言う おとなにも
うーん
そったら 保養なんかさ 行かねえ
東京だって あんたらだって 汚染されてんだぞい
おめさん 服 買ってくれんのか
おらたち 檻の中さ 閉じ込めておきてえのか
国と 東電の せいだべしさ
好きで こったに なったんでねえぞい
込み上げる ドロドロの 想いを
ゴックンと 飲み込んで
福島で ヒバクしました
髪の毛にも 服にも カラダにも
放射能 くっついて 洗っても 落ちません
それでも わたしも 子どもたちも
何とか 生きてゆきたいのです と
ただ ただ 一緒に 泣くか