なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(207)

 Kの所、18日の支援会総会やら、私の説教集の原稿作成やらで忙しくしていますので、説教は土曜日、船越

通信も日曜日には掲載していたのですが、日がずれてしまいました。ご容赦ください。また、以前「黙想と祈

りの夕べ通信」のバックナンバーを掲載し、ほとんど毎日ブログをアップしていましたが、「黙想と祈りの夕

べ通信」が終わりましたので、最近は船越の説教と通信だけになっています。日誌風のブログも加えたいとは

おもっているのですが、結構忙しくてその余裕がありませんおで、しばらくは、週2回のペースで行かせても

らいたいと思います。悪しからず。


             船越通信癸横娃掘 。横娃隠鞠4月19日   

・ 12日の日曜日は礼拝が終わる頃に、横須賀で「原子力空母の横須賀母港化問題を考える市民の会」

のG弁護士と4月26日に選挙のある市議会候補者の方が船越教会にいらっしゃいました。数日前にG弁護士か

ら私の方に電話があり、アッピールの機会をいただけないかというので、礼拝後なら人数は少ないですがみな

さんはいらっしゃいますので、いらしていただいても構いませんが、と申し上げました。その時は、12日は選

挙投票日なので、まさか選挙演説ではないだろうと、G弁護士の市民の会の運動には共感して、できることはし

たいと思っていた私ですので、直接G弁護士のお話を聞く機会もあっていいのではという感じでお引き受けした

のでした。ところが、実際には市議選の候補者のアッピールでした。もちろんG弁護士が取り組んでいる原子力

空母の問題について、特に東日本大震災と東電福島第一原発事故後に、日本の原発がすべて停止していた時も、

原子力空母は稼働しているということや、原子力空母がジョージワシントンからロナルドレーガンに代わると

いう問題は話してくださいました。しかし、私の安易な受け応えによって、このような候補者の選挙演説とい

う異例なことを礼拝後に引き起こしてしまって、大変申し訳ありませんでした。このことが許されるとなると、

様々な立場の候補者のアッピールを礼拝後に認めなければ不公平になってしまいます。船越教会として選挙の

大切さを考えて、各候補者の所信を聞いてみようということで、船越教会のメンバーが主体的に各候補者に働

きかけて、そのような機会をつくるということはあり得るかもしれませんが、今回のようなことは異例で、こ

れを慣例化することはできないと思います。私のいい加減な対応が引き起こしたことですから、今回一回限り

にさせていただきたいと思います。大変申し訳ありませんでした。ただ怪我の功名というか、アッピールの後

、私は一人の方と礼拝堂で話していて、その場に加われませんでしたが、お二人とお茶を飲んで話し合えたこ

とはよかったのではないかと思います。

・さてこの日の礼拝には、以前横浜の金沢区に住んでいて、今は長野の妙高の方に定住していますMさんという

方が礼拝にいらっしゃいました。この方は私の支援会にも入っていてくださいます。また、この方の紹介で今

は見えておりませんが、金沢八景にいらっしゃる方が礼拝に何度かいらっしゃったことがあります。Mさんは

今、長野で信濃村という日本基督教団の教会の礼拝に出席しています。信濃村の教会の牧師はIさんです。2006

年か2007年の頃、辺野古でのボーリング調査阻止運動があったときに、彼は確かまだ神学校の学生でしたが、

一年間休学して辺野古の運動に参加したことがあり、その頃は私たちも支援しておりました。Iさんが頑張って

いる様子をお聞きして、うれしく思いました。

・6日の月曜日には久里浜の核燃料製造工場ニュークリアGNF- j裏門前の抗議行動に参加しましたが、13日

の月曜日は雨でしたので、その抗議行動がありませんでしたので、今まで船越教会の礼拝に一度でも来てくだ

さった方々に、船越の丘4号と5号を入れて郵送しました。そこに以下のようなメッセージを入れました。

・「4月5日(日)はイースターでした。皆様、今年のイースターをどのようにお過ごしになりましたか。/

さて、昨年の平和聖日での関田寛雄先生のメッセージが掲載されています「船越の丘から」4号と、今年のイ

ースターに発行しました5号を同封いたします。船越教会の営みを覚えてお祈りいただければ幸いです。/さて

昨年、船越教会の打表役員代務者を関田寛雄先生(神奈川教区巡回牧師)にお願いし、教区・教団に届け出をし、

11月末には法人登記も完了しました。けれども実質的には今まで同様北村が船越教会の牧師の働きを続けてい

きます。/関田先生に代務者をお願いしましたのは、昨年6月私の裁判が最高裁上告棄却で終了しましたので、

「係争中だから」という理由もなくなり、日本基督教団船越教会が免職牧師である私を代表役員代務者として

認め続ける場合、法的問題となる可能性があるからです。それでも船越教会が包括団体である日本基督教団

ら離れて単立教会になる道はありますが、教団の戦責告白を大切にして歩んできた船越教会は、日本基督教団

の一教会として今後も歩み続けていくべきではないかと思い、役員会に話し、関田先生に代務者をお願いしま

した。/どうぞこのことを憶えて、今後も船越教会へのご支援を心からお願い申し上げます」。

・今回は船越教会の郵便振替用紙を一部の方を除きましたが同封させてもらいました。私が船越教会で牧師の

働きを続けるということを、日本基督教団の多くの方々に支えてもらうことは、現在の強権的な教団を本来の

合同教会である日本基督教団にしていく運動でもありますので、今後は遠慮しないでこのことをアッピールし

ていきたいと思います。今回は、まず一度でも船越教会の礼拝に出席してくださった方々にと思って、そうし

ました。

・16日の木曜日には、久しぶりに国会前の辺野古新基地建設反対の座り込みに参加しました。現在の政府の

やり様は余にもひどいものです。普天間基地の危険性の除去と沖縄の負担軽減に頑張っているのだから、辺野

古に基地を造るのは当然だと言わんばかりの政府の姿勢は、歴史認識を欠いた沖縄の方々を愚弄する以外の何

ものでもありません。軍隊によるのではなく、憲法9条による非軍事による安全保障をめざすべき日本国政府

が、日米軍事同盟の強化という軍隊による安全保障を求めて行くこと自身が憲法違反ですが、今の安倍政権は

その憲法の改悪をしてまで、大変危険な道に踏み込もうとしています。その意味でも現政権の辺野古新基地建

設の目論みを挫折させることに力を注いでいきたいと思います。いつの間にか何もものが言えなくなる社会に

させないためにも・・・。

・18日(土)には私の支援会の第3回総会が紅葉坂教会で開かれ、活発な論議の結果、支援会の名称を「北

村慈郎牧師の免職処分撤回を求めひらかれた合同教会をつくる会」として再出発することにしました。今後は

私の免職処分撤回と共にある意味で現在の日本基督教団の改革運動になりますが、今後もご支援をよろしくお

願いいたします。