なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

船越通信(363)

船越通信、癸械僑魁   。横娃隠固5月13日   北村慈郎


・6日(日)は礼拝後いつものように残れる人でお茶を飲みながらしばらく懇談し、その後4月の総会で

選ばれた新しい4人の役員と私とで役員会を開きました。この日は一人の方が急用で欠席しましたので4人

に、会計の引継ぎのために2017年度の会計役員のHさんが、役員会の最初のところだけ出席しました。こ

の役員会では主に4月の総会で決まったことの確認と、2018年度の宣教方針と事業計画をどのように行っ

ていくかを話し合いました。平和と人権を考えるDVD鑑賞会は、今年度も継続していくことになっていま

すが、5月中に今年度の計画案を役員以外の方の意見も聞きながらまとめて、それに基づいて6月役員会で

2018年度の計画を決めて、第一回のDVD鑑賞会を7月中に開催できるようにすることを確認しました。


・この役員会で、一役員から礼拝当番の担い手が加齢や健康上の理由で、教会に来れなくなったり、来れ

ても当番が難しくなっているので、献金当番をなくして献金袋を回すだけにしたらどうかという提案があ

りましたが、役員会としては現状ではそこまでしなくても、今のままでいいのではないかということにな

りました。何れ実質的に当番の担い手がいなくなるような時が来たら、その時はその時で考えることにし

ました。


・毎年楽しませてもらったサクランボの実をつけていた桜の木が枯れてしまい、その伐採を6月第4日曜日

礼拝後にすることにしました。また、教会の裏の崖地に一本の樹木の背が伸びて、風の激しい時に倒れた

りすると危険なので、植木屋さんにみてもらうことにしました。教会の庭はNさんとSさんが、会堂掃除は

Nさんが気にして下さっていますが、会堂掃除に関しては6月最後の日曜日礼拝後に、それ以降2か月毎に

その月の最後の日曜日の礼拝後に、出来る人ですることにしました。週報などの発送作業も、5月最後に

日曜日礼拝後に、それ以降2か月毎にその月の最後の日曜日の礼拝後に、出来る人で行うことにしまし

た。この会堂掃除と週報発送作業は、以前にも何度か計画は立てられましたが、途中でうやむやになって

しまっていますので、今回はそうならないように心がけたいと思います。少し細かなことですが、新しく

総会で選ばれた最初の役員会での確認事項ですので、ここに記されてもらいました。今まで私が週報原稿

に週報発送作業や会堂掃除の記載をしませんでしたが、今後は記載していきたいと思いますので、原稿を

メールで送った時に、記載漏れがありましたら、皆さんからご指摘して頂ければ幸いです。よろしくお願

いいたします。


・8日(火)は午後農伝の授業を午後4時過ぎに終えて、午後6時から始まる神奈川教区の常置委員会に農

伝からかけつけました。この日は農伝下車バス停の野津田車庫前から鶴川駅行のバスが先に来たので、そ

れに乗り小田急鶴川駅から町田に出て、町田からJRで桜木町まで行き、地下鉄に乗り換えて、常置委員会

の行われる蒔田教会の下車駅蒔田まで行きました。この日は乗り継ぎが比較的うまくいき、常置委員会開

始10分前には着きました。この日の常置委員会は新任教師、按手准允志願教師の面接も多く、6月総会準

備の決算報告承認などの議事も多くあって、終わったのが午後10時少し前でした。いつもは常置委員会後

有志で会食をするのですが、この日はそのまま帰ってきました。神奈川教区は、教団伝道資金は出してい

ますが、各個教会からの申請は受け付けて、それを教団に上げていますが、教区の交付金はもらっていま

せん。2018年度大阪教区は交付金を申請するようですが、教区の交付金をもらっていないのは、2017年度

までは、沖縄教区と九州教区と大阪教区と神奈川教区ではないかと思います。伝道資金には、開かれた聖

餐を行っている教会は対象外となっていて、教区の交付金がそのような教会のためにも使われているかど

うか、どういう形で教団側が審査するのか分かりませんが、おそらく各教区から報告させるのでしょう。

神奈川教区はそのような条件付きの交付金は受けないという姿勢を貫いています。それでも、神奈川教区

は2017年度の一般会計の剰余金が約270万円出ています。昨年度は約350万円でました。昨今教勢の停滞・

減少から各個教会の負担金を少し減額するようにしているのではないかと思われますが、それでも今は神

奈川教区では剰余金が出ているのです。この剰余金の処理で財務部の原案では、教区総会での決済を必要

とする特別会計への繰り入れということでした。このことで常置委員会では議論が少しありました。


・9日(水)午後7時から大和の生涯学習センター会議室で基地問題を扱う県央共闘会議幹事会がありま

した。基地小が県央共闘会議のメンバーになっていますので、基地小からは私が出ています。今回はこの

会議の総会が6月2日にあり、その準備が主な議事でした。2017年度報告と会計報告と2018年度の計画と予

算の原案をみなで検討しました。基地問題の取り組みの中で、「地位協定」のことが時々議論になりま

す。活動報告の中にもその記述がありました。その表現を巡って以下のような議論がありました。沖縄県

が提案しているように地位協定の抜本的改定を求めるのか、改訂を求める前に現在の地位協定の枠中でも

やれることはあるのだから、その点を闘いのメインにすべきではないかという意見の違いです。全体とし

てこの会議でも後者の意見の人が多いようですが、前者の意見の人もあり、どちらかを否定するのではな

く、両方ありという書き方を模索することになりました。2日の総会までにその記述を整えることになり

ました。地位協定の問題は、日米合同委員会と共に、日本の法体系の中で日本の憲法秩序の上にこれらが

位置していることにあります。米軍機が日本の領土内に墜落した場合でも、現在の日本は、日本の警察も

司法も手を出せない占領下の状態になっています。十数年前に沖縄国際大学の構内に墜落した米軍機の事

例がこの状態を見事に露呈しました。そのことは今でも変わっていません。ですから、よく日本は主権国

家かということが問題になります。アメリカの従属国家ではないかと。イラク戦争後にイラク自治政権

が出来てから、イラクアメリカと地位協定を結びますが、イラク主権国家として、日本のようにアメ

リカの勝手にはさせない協定を結んでいると言われています。ドイツとイタリアとの違いだけではなく、

フィリピンやイラクとも違って、日本の地位協定アメリカ従属の域を出ていません。