なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

鶴巻通信(13)

鶴巻通信(13)

  • 連れ合いの千賀が帰天してしばらく経って、千賀の書棚を整理していたら、私たちの青年時代に日々の祈りの本としてよく知られていた、J・ベイリー著・新見宏訳『朝の祈り、夜の祈り』が出てきました。その本の見開きのところには、「祝 御受洗 1959年12月クリスマスの日、“主ハわたしの牧者であって、わたしにハ乏しいことがない”  詩23・1、大木千賀様 小石川節子」と記されています。
  • この時千賀は、横浜共立学園高校1年生でした。当時私は関東学院三春台高校3年生で、紅葉坂教会で一緒に受洗しました。小石川節子さんは、当時千賀が在学していた横浜共立学園の宗教主任をされていた方で、千賀の受洗に当たって、この本を贈って下さったのだと思います。
  • その日の状況によってはできない時もありますが、私は朝起きた時に、その日のボンヘッファーの『主のよき力に守られて ボンフェッファーの一日一章』を読んだ後、祈りの時を持っています。最近その祈りの時に、この『朝の祈り・夜の祈り』を用いるようにしています。夜も寝る前にこの本によって夜の祈りをするようにしています。
  • 16日の朝の祈りの一節に、このように記されていました。「すべての国民ののぞみなる主よ。あなたの愛と力とを知ることは、地上のすべての民の救いであります。どうか、すべての人が、あなたが万民の主にいますことを認める日を早く来たらせてください。地上の国が、キリストの王国となる日を早く来たらせてください。あなたの臨在と、みこころを行う強いみ腕とが、ただわずかの賢い勇気ある人びとの心の中だけでなく、広い国土に、法廷に議会に、工場に市場に、都市に田園に、あらゆるところに見いだされる日を早く来たらせてください。/わたし自身にできることを、どうかきょう始めることができますように。/イエス・キリストによって。 アーメン」とありました。
  • 一昨日は8月15日、敗戦から76年の記念日でした。既に戦時下と言われる現代日本にあって、この祈りを祈りつつ、自分の出来ることに取り組んでいきたいと思います。

 

・ 私のマンションは小田急鶴巻温泉駅から7~8分のところにあります。下記の   

  写真は鶴巻温泉駅を東海大側から映したものです。反対側が駅の表で、そこから2

  ~3分のところに秦野市市営の日帰り温泉弘法の里湯があり、その右奥に鶴巻温泉 

  では有名な陣屋という旅館があります。陣屋は将棋のタイトル戦が行われることが

  あります。

 

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