なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

2015-01-01から1年間の記事一覧

孫崎さんの講演を聞いて

孫崎享さんの講演を聞いて 昨日藤沢市民会館で行われた「ふじさわ・九条の会、10周年の集い」に参加しました。記念講演は孫崎 亨さんでした。孫崎さんの話の中で、今情報を大手新聞やNHKニュースなどで得ている限り、正確な情報を得 ることができないとい…

船越通信(208)

船越通信癸横娃検 。横娃隠鞠4月26日 ・19日の日曜日は礼拝後2015年度の船越教会定期教会総会が開催されました。総会前にお握りとNさんが 準備してくれました汁とでみんなで昼食をすませてから、総会を行いました。現住陪餐会員20名のうち10名 の出席で…

エレミヤ書による説教(5)

「背信の責め」エレミヤ書2:14-19、2015年4月19日(日)礼拝説教 ・「イスラエルは奴隷なのか/家に生まれた僕であろうか」(14節)。エレミヤは、自由の身として育ったは ずのイスラエルがなぜ捕らわれの身となったのかと、北イスラエルがアッシリアに…

船越通信(207)

Kの所、18日の支援会総会やら、私の説教集の原稿作成やらで忙しくしていますので、説教は土曜日、船越 通信も日曜日には掲載していたのですが、日がずれてしまいました。ご容赦ください。また、以前「黙想と祈 りの夕べ通信」のバックナンバーを掲載し、ほと…

エレミヤ書による説教(4)

「取り替え」エレミヤ書2:10-13、2015年4月12日(日)礼拝説教 ・棕櫚の主日、イースターと2回の日曜日は、エレミヤ書ではなく、聖書日課からテキストを選んで説教を しました。今日はエレミヤ書に戻り、エレミヤ書2章10節から13節から私たち…

船越通信(206)

船越通信癸横娃供 。横娃隠鞠4月12日 ・4月5日の日曜日はイースターの礼拝でした。朝8時ごろ礼拝堂で礼拝の準備をしていましたら、玄関に誰 かが来たようなので、玄関の扉を開けますと、Nさんが大きな荷物を置いていました。その荷物は昼食のため のもの…

イースター礼拝説教「死んで生きる」

「死んで生きる」 ローマ6:3-11、2015年4月5日(日)イースター礼拝説教 ・今日の聖書箇所は洗礼(バプテスマ)について、パウロが書いている所です。洗礼(バプテスマ)って、 一体何なのでしょうか。ここにいます多くの方々は、かつて洗礼を受けた方…

船越通信(205)

今日はイースターです。主の復活の命が皆様の上に豊かにありますように。 船越通信癸横娃機 。横娃隠鞠4月5日 ・29日(日)の日曜日には、私の姉の従妹の子が田浦に住んでいて、彼女が船越教会の礼拝に出席しまし た。前にも一度船越教会の礼拝に出席し…

棕櫚の主日説教

「イエスの十字架」 ヘブライ人への手紙10:1-10、2015年3月29日(棕櫚の主日)礼拝説教 ・教会歴では、今日は棕櫚の主日です。イエスがエルサレムに入城した日とされています。ですから、今日 から受難週です。 ・私達の中には、今日本でも世界でも人々はいろ…

エレミヤの信仰(2)

昨日は、午後神の庭サンフォーレ秦野に足立梅田教会時代の信徒の方のお別れ会があり、連れ合いと出 席しました。1974年3月まで、約6年間在籍しました足立梅田教会の信徒の方も十数名出席していましたの で、お別れ会の前後の時間に懐かしい話に花が咲きまし…

桜が満開です。

今桜が満開です。私の住んでいる鶴巻温泉駅のホームも両側にも数本の桜があり、駅のホームで電車を待っ ていたり、降りたりするときに楽しませてくれます。今年は横浜の大岡川の桜も見る機会がなさそうです。 昨年は蒔田教会での集会が夜にあり、その前の夕…

船越通信(204)

船越通信癸横娃粥 。横娃隠鞠3月29日 ・22日の日曜日は、礼拝後第3回DVD鑑賞会がありました。DVDは「2014年7月~9月辺野古のたたかい」 でした。このDVDは藤本幸久、影山あさ子共同監督作品「圧殺の海、沖縄・辺野古」の基になったものです。 「圧殺の…

エレミヤ書による説教(3)

「告発」エレミヤ書2:1-9、2015年3月22日(日)礼拝説教 ・昨日川崎教会で神奈川教区社会委員会の平和フェスタがありました。この平和フェスタは毎年開催されて いて、今年が12回目になります。平和フェスタが開催されるようになりましたのは…

「エレミヤの信仰、その1」

今船越教会の礼拝説教でエレミヤ書を扱っていますが、約45年前の私が神学校を出て最初に赴任した 足立梅田教会の月報に書いたのが、下記のものです。 聖研:「エレミヤの信仰」その1 (足立梅田教会月報1971年6月号より) はじめに この聖研は日曜日夜の聖…

船越通信(203)

船越通信癸横娃魁 。横娃隠鞠3月22日 ・15日の日曜日は礼拝後懇談の時を持ち、久しぶりに見えたIさんのお話を聞くことが出来ました。前 日Hさんがインターネットで配信されている、国会前の金曜日行動の時に行ったIさんのスピーチをメー ルで送ってくれ…

エレミヤ書による説教(2)

「二つの幻」エレミヤ書1:11-19、2015年3月15日(日)礼拝説教 ・1967年のイースターに当時の日本基督教団総会議長であった、西方町教会鈴木正久牧師の名で出された 「第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白」、いわゆる戦責告白の一…

船越通信(202)

船越通信癸横娃押 。横娃隠鞠3月15日 ・8日の日曜日は昼食会と役員会がありました。Wさんが買ってきてくださったいつもの美味しいパンとIさん が作ってくださったスープとサラダを分かち合い昼食会を持ちました。昼食会後に役員会を行いました。 ・役員…

わたしがあなたと共にいる(エレミヤ書1)

「わたしがあなたと共にいる」エレミヤ1:1-10、2015年3月8日(日)礼拝説教 ・今日からエレミヤ書から御言葉を聞いていきたいと思います。エレミヤ書を取り上げましたのは、この時 代の空気と関係しています。4年前に起こった東日本大震災・東電福島第…

船越通信(201)

船越通信癸横娃院 。横娃隠鞠3月8日 ・1日の日曜日は第一日曜日でしたが、役員会がなく、私や連れ合いの青年時代からいろいろお世話になって MさんがOさんと礼拝に出席しましたので、礼拝後しばらく懇談して、雨が降っていましたのでWさんが車でお 二人を…

ガラテヤの信徒への手紙(1)

ガラテヤの信徒への手紙(1)ガラテヤの信徒への手紙1:1-9、 ・パウロの時代には、文字で書かれた手紙は、それを受け取った教会の人々によって朗読されましたが、 それを聞く人々は、正にパウロが口頭で語っているように聞いたと言われます。ですから…

言わねばならないこと(東京新聞)

集団自衛権の行使の範囲について、政府は「存立危機事態」ということで、どんどん拡大解釈を してるように思われます。かつて日本が犯した戦争による罪責をどう考えているのか。先日帰天さ れたヴァイゼッカー大統領演説「荒れ野の40年」での有名な言葉、「…

軌跡(4)

「信仰・階級・市民」 飯沼二郎(教団新報より) (1971・10 月報 日本基督教団足立梅田教会) その四 内なる抑圧 「隣人を愛する」とは、神から与えられた隣人の天分(個性)を阻げている内外のエゴイズムによる抑 圧を排除するべく努力すること、す…

軌跡(3)

「信仰・階級・市民」 飯沼二郎(教団新報より) (1971・9 月報 日本基督教団足立梅田教会) その三 みえない人 私たちをとりまく法律のすべてが、支配階級のエゴイズムのあらわれであるわけではない。支配階級 は、法律が自らのエゴイズムのあらわれ…

軌跡(2)

飯沼二郎さんのこのような文章が「教団新報」(日本基督教団機関紙)に掲載されていたという ことは、現在では考えられなません。 当時の足立梅田教会は、青山学院の中高の宗教主任をしておられた故藤村靖一先生が学校と教会の 兼務ができないということで、…

軌跡(1)

私が神学校を出て最初に赴任した教会は、東京の下町にある足立梅田教会です。1969年4月になります。 2年くらい経ってから月報を出すようにしました。月報には、足立梅田教会の営みの他に、当時の教団の 状況や問題になっていることを知らせなければと思って…

船越通信(200)

船越通信癸横娃亜 。横娃隠鞠3月1日 ・2月22日(日)は礼拝後しばらく懇談して散会した後、私は教会で少し仕事をしてから、その日の午後4 時半神奈川教区事務所で開催された2014年度第4回教区オリエンテーションに参加しました。私はオリエンテ ーショ…

使徒言行録による説教(99)

使徒言行録による説教(99)使徒言行録28:23-31、 ・今日で使徒言行録による説教は終わります。2011年4月に船越教会の牧師になってから、祝祭日を除い て、最初マルコによる福音書でイエスの生き様を中心に学び、続いて最初期の教会の生き様を学び…

先週の土曜日から(2)

先週の土曜日から(2) 先週土曜日の「福島の現実を聞かせて」という集会でいただいた、関ジョージさんのもう一つの詩「た だ 一緒に 泣くか」も紹介させていただきます。福島の現実を忘れないで、自分のできることをして、 福島の人たちとつながっていくた…

先週の土曜日に

先週土曜日に「福島の現実を聞かせて」という教区の核問題小委員会主催の集まりで、お話をしてくれた、 福島の二本松で活動されている関ジョニーさんという方が作った詩をいただきました。その集会に来られた 方は少数でしたので、一人でも多くの方にお伝え…

船越通信(199)

船越通信癸隠坑后 。横娃隠鞠2月22日 ・15日の日曜日は、久しぶりにAさんが礼拝に出席し、まだ体調は万全とは言えないようですが、比較的お 元気にしておられるので、うれしく思いました。礼拝後の懇談では、もっぱら泌尿器科系の病気の話になり、 私も…